進研模試高2・1月の出題範囲総まとめ!英数国理社と偏差値攻略法
大学入学共通テストまでちょうど1年となる高校2年生の1月、全国で約40万人規模の高校生が受験する一大イベントが「進研模試 総合学力テスト(高2・1月)」です。高2の1月模試は、これまでの基礎固めを問うテストから一変し、入試本番を強く見据えた「事実上の大学受験スタート地点」と位置づけられています。
理科や地歴公民が本格的に加わり、数学では微積分や数列、ベクトルといった合否を左右する大物が選択肢に並ぶため、事前に対策した人と無計画に挑んだ人の間で極端な点数差が生まれます。本稿では、2026年最新の出題範囲と選択科目の仕組み、目標点・偏差値の真実、そして先輩たちが差をつけた実践的アプローチを徹底的に解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:高2・1月模試は理社が本格導入され、数学は「微積・数列・ベクトル」の仕上がりが勝敗を直撃する。
- 要点2:進研模試の偏差値は他社模試より5〜8高く出やすいため、数字に惑わされず「素点と弱点単元」の把握が必須。
- 要点3:1月模試を機に基礎の穴を埋め切った層が、高3春以降の難関大志望校判定で逃げ切り勝ちを収める。
【2026年最新】進研模試・総合学力テスト高2・1月の全科目出題範囲
2026年度入試に対応した新課程版「高2・1月 総合学力テスト」は、学校ごとの進度差に配慮した「豊富な選択問題」が大きな特徴です。特に理系・文系で履修ペースが分かれる数学・理科・地歴において、自校のカリキュラムに合わせた選択が認められています。
進研模試を主催するベネッセコーポレーションの公開資料や全国の進学校への取材データによると、実施日程は各高校のスケジュールに応じて1月中旬から下旬の土曜日・日曜日を中心に設定されます。主要5教科の出題枠組みは以下の通りです。
| 教科・科目 | 詳細・主な出題範囲 | 試験時間・配点 | 編集部の見解・難易度評価 |
|---|---|---|---|
| 英語 | リーディング(長文総合2題、文法・語法・整序作文)、リスニング、記述式英作文 | 80分 / 100点(リスニング込) | 語彙レベルが大学入試標準へ上昇。時間配分ミスによる失点が多発。 |
| 数学(文理共通/型別) | 数I・A全範囲、数II(方程式、図形と方程式、三角関数、指数・対数、微分・積分)、選択:数列・統計・ベクトル | 100分 / 100点 | 最重要科目。大問後半の記述力と計算処理速度で平均点が30点台に沈みやすい。 |
| 国語 | 現代文(論理的文章・文学的文章)、古文(説話・物語等)、漢文(思想・史話等) | 80分 / 100点 | 古文・漢文の文法と句法の定着度が鍵。記述の過不足で点数が二極化。 |
| 理科(専門・基礎) | 物理/化学/生物各基礎全範囲、専門理科(物理:力学・熱・波動、化学:物質の構成・状態・変化等) | 1科目60分 / 各100点 | 未習範囲を避けた選択が可能だが、履修済み単元の典型題は完答が求められる。 |
| 地歴・公民 | 歴史総合+日本史/世界史探究(近世〜近代前半まで選択)、地理総合/探究、公共 | 1科目60分 / 各100点 | 教科書知識の暗記だけでなく、史料・図表読み取り問題の比率が高い。 |
数学・国語・英語の最重要単元|微積・数列・ベクトルと古文漢文の境界線
主要3教科において、高2・1月模試で最も大きな得点格差を生み出すのが数学の選択問題と国語の古典分野です。
数学:微積分・数列・ベクトルの出題構造
高2・1月の数学は、必答問題(小問集合、2次関数、三角関数など)に加えて、大問の後半で選択問題が用意されます。多くの高校生が頭を抱えるのが「微分法と積分法」「数列」「ベクトル(数学C)」の組み合わせです。
- 微分・積分(数II):接線の方程式、増減表、3次関数の最大・最小、放物線と直線で囲まれた面積計算など、定型的な手順を素早く実行できるかが問われます。計算ミスひとつで大問全体の得点を失うリスクがあります。
- 数列(数B):等差・等比数列の基本から、シグマ計算、階差数列、漸化式(基本パターン)、群数列の初歩までが出題範囲です。「一般項を求めて満足し、和の計算で息切れする」ケースが目立ちます。
- 平面ベクトル(数C):ベクトルの内積、位置ベクトル、直線・円の内積方程式などが出題されます。図形問題と融合した形式に慣れていないと、最初の方針立てで手が止まる傾向があります。
英語:語彙数の跳ね上がりとリスニング対策
英語は、高2の秋までに習った関係詞、仮定法、分詞構文が読解問題の中に散りばめられます。約600〜800語規模の長文が複数出題され、従来の「なんとなく単語を拾い読みする」手法では時間が確実に不足します。リスニングは配点の2割前後を占め、メモを取りながら状況を整理する処理能力が試されます。
国語:古文の敬語識別と漢文の再読文字・返り点
国語で高得点を狙う最大の近道は、現代文よりも古文・漢文の即効性にあります。古文では助動詞の意味・接続の完全理解と、敬語の主語特定(誰から誰への敬意か)が記述問題の成否を分けます。漢文は「使役・受身・反語・否定」の重要句法と再読文字さえ整理しておけば、短時間の復習で満点近くを狙える得点源になります。
理科・地歴公民の選択範囲と日程データ一覧
高2・1月の進研模試から、理系・文系それぞれの専門性が色濃く反映された理社科目を受験する高校が急増します。学校ごとに授業の進度が異なるため、問題用紙には幅広い選択パターンが印刷されています。
理科では、理系志望者が「物理・化学・生物」から1〜2科目を選択し、文系志望者は「物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎」から2科目を選択する形式が一般的です。物理であれば「力学」全般と「熱力学」または「波動」の選択、化学であれば「物質量・化学反応式」「酸と塩基・酸化還元」「気体・溶液の性質」までの網羅が目安となります。
地歴公民では、「歴史総合+探究科目」において、通史の前半(古代・中世・近世)から近代の幕開けまでを選択できるブロック分けが採用されています。自分が履修していない時代を誤って解いてしまわないよう、試験開始直後の大問選択番号の確認が極めて大切です。

進研模試高2・1月の平均点と偏差値換算のリアル|ネットの「偏差値インフレ」を検証
大手予備校やネット掲示板(5ちゃんねる、知恵袋など)で頻繁に議論されるのが、「進研模試の偏差値はアテにならないのか?」という疑問です。進研模試は全国の多様な高校が母集団に含まれるため、河合塾の全統記述模試や駿台模試と比較して偏差値が5〜8程度高く算出される傾向があります。
実際の平均点と偏差値換算の客観的な相場データは以下の通りです。
- 3教科合計平均点:300点満点中、およそ100点〜115点(得点率33〜38%)前後で推移。
- 偏差値60(上位約16%・MARCH/関関同立/中堅国公立レベル):得点目安は145点〜160点(得点率約50%)。
- 偏差値70(上位約2.3%・旧帝大/早慶レベル):得点目安は210点〜225点(得点率約70%)。
ここで多くの高校生が陥るのが、「進研模試で偏差値65を取れたから早慶や旧帝大は余裕」という油断です。三大予備校が主催する難関大志望者中心の模試を受けると、偏差値が一気に50台前半まで急降下し、ショックを受ける受験生が後を絶ちません。進研模試の正しい受け止め方は、「偏差値の数値」ではなく「正答率50%以上の必須問題を落としていないか」をチェックすることにあります。
合否を分ける過去問活用法と先輩たちのリアルな証言
難関大学に現役合格した先輩たちの合格体験記やインタビューを分析すると、高2・1月の進研模試に対して明確な事前準備を行っていたことが分かります。
都内国立大に現役合格した元受験生は、自著や手記でこう振り返っています。
「高2の冬休み、学校で配布された進研模試の過去問3年分を時間を計って解きました。微積の定型問題で手が止まった箇所を教科書傍用問題集に戻って解き直した結果、1月模試で数学の学年順位が1桁に跳ね上がり、そこから受験勉強に弾みがつきました。」
ベネッセ模試の過去問は、学校で過去問冊子が配られるケースのほか、学校の進路指導室や図書室に保管されていることが一般的です。過去問を解く際のポイントは以下の3点に集約されます。
- 大問ごとの時間配分を身体に叩き込む:英語の長文読解に何分、数学の選択問題に何分かけるかを事前に確定させておく。
- 記述の減点基準を知る:数学の途中式や国語の指定字数内で、どこに部分点が与えられるか解答解説の採点基準を読み込む。
- 選択する大問をあらかじめ決めておく:試験本番で問題用紙を開いてから「数列にするかベクトルにするか」で迷う時間は致命的なロスになる。

【プロの結論】早期受験生化できる人と「高2病」で沈む人の決定的な分岐点
教育社会学や受験心理学の観点から見ると、高校2年生の1月は「心理的モラトリアム(猶予期間)」が終わりを告げる決定的なターニングポイントです。この時期、受験生の行動パターンは残酷なまでに2極化します。
「高2病(まだ本気を出していないだけ)」の心理的罠
部活動の忙しさや行事を言い訳にし、「部活を引退する高3の夏から本気を出せば間に合う」と先延ばしにする心理状態です。しかし、近年の大学入試は新課程対応や総合型選抜の拡大など複線化が進んでおり、高3から基礎固めを始めたのでは、夏休みが基礎の穴埋めだけで終了し、過去問演習の時間を確保できずに浪人・志望校引き下げへと追い込まれます。
早期に自己調整学習を確立できる人の特徴
一方で、現役合格を果たす層は、高2の1月模試を「本番1年前のプレ入試」と捉え、自分の現在地と志望校のギャップを冷静に直視します。自己調整学習理論(Self-Regulated Learning)に基づき、「目標設定 → 弱点分析 → 学習方略の修正」のサイクルを自力で回せるかどうかが、1年後の合否を決定づけます。
| タイプ | 高2・1月模試前後の行動 | 思考・マインドセット | 高3秋以降の着地点 |
|---|---|---|---|
| 早期受験生化タイプ(推奨) | 出題範囲を把握し、冬休み中に英単語・古文単語・数IIBの典型題を復習。 | 「1月模試の結果は現時点の実力。春休みまでに基礎の抜けを完全に埋める」 | 第一志望A・B判定を安定維持し、推薦・一般ともに高倍率を突破。 |
| 後回し失速タイプ(危険) | ノー勉で受験し、返却された成績表の偏差値だけを見て一喜一憂し放置。 | 「部活引退の夏から本気出せば何とかなる」「進研模試は簡単だから意味ない」 | 高3秋に志望校の大幅引き下げ、または不本意な浪人生活へ。 |
【進研模試 高2 1月 範囲】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:高2・1月の進研模試で数学の選択問題は何を選べば有利ですか?
A1:学校の授業進度で確実に習い終わっている単元を選ぶのが大前提です。一般的に、計算手順がパターン化されている「数列」は対策が立てやすく短時間で得点化しやすい傾向があります。「ベクトル」は図形的なセンスや融合問題の演習量が必要なため、十分に演習を積んだ人以外は数列を優先するのが安全策です。
Q2:進研模試の理科・社会は学校で習っていない範囲も出ますか?
A2:大問ごとの選択制が採用されているため、未履修の範囲を避けて回答することが可能です。ただし、指定された問題数分は必ず選択してマーク・記述する必要があるため、問題用紙が配られたらまず自分が解くべき大問の番号をしっかりと確認してください。
Q3:模試が終わった後の最も効果的な復習方法は?
A3:成績表が返却される1か月後を待たず、受験当日の夜または翌日中に自己採点と解き直しを行ってください。「解説を読めば分かった問題(ケアレスミス)」と「手も足も出なかった問題(知識・理解不足)」を明確に仕分けし、後者に関連する教科書や参考書の例題をその週のうちにやり直すことが最も偏差値を伸ばす復習法です。
Q4:高2・1月模試で目標とすべき点数は何点ですか?
A4:国公立・有名私大を目指す場合、3教科(英数国)で150点以上(得点率50%)が一つの目安です。難関国公立大(旧帝大・神戸大・筑波大など)や早慶上理を視野に入れる場合は、200点〜220点(得点率70%前後)をクリアしておくと、高3進級時点で大きなアドバンテージを得られます。
まとめ:1月模試を出発点にして新課程入試を勝ち抜くロードマップ
高2・1月の進研模試(総合学力テスト)は、単なる中間成果の測定ではなく、来春の大学受験に向けた「狼煙(のろし)」です。出題範囲が広く、理社の本格参戦や数学の重要単元が重なるこの模試をどう迎え撃つかによって、高3を迎える際のマインドセットと学力の土台が完全に決定づけられます。
まずは全科目の出題範囲と選択ルールを頭に入れ、冬休みの残り時間で数学の微積・数列や古文単語・英文法といった即効性の高い基礎を再構築してください。1月模試で掴んだ課題を一つひとつ潰していく着実な行動こそが、激戦の新課程入試を現役で勝ち抜くための確固たるパスポートになります。 (出典: 進 研 模試 高 2 1 月 範囲(Yahoo!ニュース))